補助金・支援金の申請代行を中心に活動する行政書士が解説します。大阪府内の事業者向けの新事業展開テイクオフ補助金とテイクオフ伴走支援事業の採択結果や採択後の手続きについてまとめました。
大阪府:新事業展開テイクオフ補助金の採択結果について
大阪府:新事業展開テイクオフ補助金の採択率は、20%
大阪府のホームページには掲載されておりませんが、事務局に問い合わせをしました。
応募数:約500社
採択数:約100社
採択率:約20%
想定を上回る数とのことでした。
大阪府:新事業展開テイクオフ補助金の講評について
採択率が20%で、かなり難しい補助金という印象です。申請書類が持続化補助金より少ないので負担が少ない反面、逆に限られたスペース(枚数)で事業計画書に審査官に刺さるロジックやキーワードを入れていかないといけないので、難しかったです。いかに文章を取捨選択していくかが勝負の補助金でした。
私が支援した事業者も採択されていたので、専門家を活用した事業者は採択されやすいのかなという印象です。
また、加点項目のBCP作成・テイクオフ伴走支援の合格が取れていないと採択は難しいのではと思いました。私が支援した中で、BCP作成のみの加点を取った事業者は不採択でした。逆にBCP作成+テイクオフ伴走支援の合格の2つの加点を取った事業者は採択されていました。
補助金申請はいかに、加点項目を取っていけるかが勝負の金目です。
大阪府:テイクオフ伴走支援の合格結果について
大阪府:テイクオフ伴走支援の合格率は、50%
大阪府のホームページには掲載されておりませんが、産業局に問い合わせをしました。
応募数:約200社
合格数:約100社
合格率:約50%
大阪府:テイクオフ伴走支援の講評について
合格率が50%で、普通くらいの難易度かなと思いました。テイクオフ補助金の加点を取るために申請した事業者、伴走支援のみを申請した事業者の2パターンありますが、ほとんど前者のテイクオフ補助金とのセットかと思います。
クロスターミナル行政書士事務所の支援事業者の採択結果について
大阪府:新事業展開テイクオフ補助金の支援結果について
支援数:4社(法人1社・個人事業主3者)
採択数:2社(法人1社・個人事業主1者)
採択率:50%
不採択だった2社は加点項目はBCP作成のみで、下記の伴走支援の申請はしませんでした。
1社は申請期限を過ぎていたため。もう1社はコンサルタントが就くことに抵抗があったため。
BCP作成と伴走支援の申請、2つの加点項目を取った事業者のみ採択されました。
大阪府:テイクオフ伴走支援の支援結果について
支援数:2社(法人1社・個人事業主1者)
合格数:2社(法人1社・個人事業主1者)
合格率:100%
大阪府:新事業展開テイクオフ補助金の採択後の手続きについて
採択後の手続きの流れについて
下記の流れで事業を進めていきます。
採択・交付決定→契約・納品・支払→補助事業の完了→事業実施報告→交付確定通知書の受領→補助金の交付請求→補助金の入金
となります。
大阪府テイクオフ補助金の事業実施報告の期限について
以下のいずれかの早い日までに必着で郵送で書類の提出が必要です。
・補助事業完了日の翌日から7日以内
・令和5年3月7日(火)
大阪府テイクオフ補助金の経費執行について
以下の点に注意してください。
・交付決定日以降に発注していること
・補助事業期間中に終了したものであること
・経理処理が残っているものであること
大阪府テイクオフ補助金の実績報告で必要な書類について
以下の書類が必要です。
・補助事業実績報告書(様式第9号)
・補助事業の実績報告書(様式第9号別紙1)
・補助対象経費の支出報告書(様式第9号別紙2)
・見積書類(見積書・相見積書・カタログ・仕様書)
・発注書類(契約書・発注書)
・納品書類(納品書・完了報告書)
・支払書類(領収書・振込明細書)
その他にも投資内容により、必要な書類がございます。
採択後の手続きでお困りの場合はクロスターミナル行政書士事務所まで
採択後の手続きの代行をお任せください。
1社5万円で承ります。(申請費目が多い場合は追加料金を頂く場合があります)
お気軽にお問い合わせください。
大阪の本町で補助金・支援金・許認可を中心に活動する行政書士事務所
クロスターミナル行政書士事務所:下井
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