省力化投資補助金:一般型(第4回)の採択結果が発表されました。本記事では採択者一覧の確認方法や結果の傾向を整理し、不採択から学ぶ改善点、次回(第6回)申請に向けた準備のポイント、そして申請サポートのご案内を大阪の行政書士(認定経営革新等支援機関)が解説します。
省力化補助金(第4回)の採択結果
省力化補助金(第4回)の採択結果が発表されました
2026年3月6日(金)に省力化投資補助金:一般型(第4回)の採択結果が公開されました。
採択者一覧は公式の省力化投資補助金事務局のホームページで確認できます。
第4回の一般型は全国で約1,400件が採択され、採択率は69%でした。前回の第3回の採択率は67%だったので、増加傾向にあります。第1回からずっと採択率が60%台の補助金なので、とても狙い目の補助金です。
なお、応募件数は増加傾向にあり、採択されるかどうかは計画書の完成度次第といえます。
省力化補助金(第4回)の採択結果から見える傾向
今回の採択結果を分析すると、次のような特徴が見られました。
補助金申請額は上限額いっぱいで
中小企業省力化投資補助金事務局の公式サイトでは採択者一覧以外にも採択者のデータが公表されています。その中で、採択者における補助金申請額の分布が公表されています。
- 1,500万円~1,750万円未満(投資金額3,000万円~3,500万円)
- 750万円~1,000万円未満(投資金額1,500万円~2,000万円)
- 500万円~750万円未満(投資金額1,000万円~1,500万円)
がボリュームゾーンです。
これはそれぞれの従業員規模の上限額になっています。
そのため、皆さんの従業員規模に応じての上限額で申請したほうが採択されやすいといったことを意味します。もちろん、金額を単に上乗せするのではなく、他にカスタマイズできる要素はないのか、身の丈にあった投資で、補助金申請額を検討する必要があります。
小規模な事業者が採択されやすい
上記の補助金申請額とともに、従業員数別の採択件数割合も公表されています。
- 従業員5人以下
- 従業員6~10人
- 従業員21~30人
がボリュームゾーンです。
なので、小規模な事業者でも充分に採択されます。
省力化補助金(第4回)が不採択になりやすい事業者の特徴
下記の項目と申請内容を照らし合わせてみてください。
- 債務超過に陥ってないか?
- 赤字続きではないか?
- 外注先に依存するビジネスではないか?
- 補助対象外の経費を含めてないか?
- 事業計画書の文字数は十分に足りているか?
- 事業計画書の記載内容は項目に沿っているか?
- 事業計画書に具体例や理由を盛り込めているか?
- 事業計画書に見やすい表や写真を盛り込めているか?
- 事業計画書に一貫しているストーリー性があるか?
- 申請経費の単位や数量を具体的に定めているか?
- オーダーメイド性について具体的に説明できているか?
- 設備導入前と後の工程と工数について詳細に把握できているか?
省力化補助金の次回申請を検討中の事業者は、こちらの動画も参考にしてください。
省力化補助金(第4回)の採択後に必要な手続き
省力化補助金は交付申請という手続きが必要です。この交付申請の結果(交付決定)が出てから、発注・納品・支払をした経費が補助金の対象となりますので、フライングして実施しないように気をつけてください。
省力化補助金(第4回)の交付申請
交付申請とは、「この業者と契約してもいい?」「この金額で契約するね?」「この内容で契約するね?」と事務局にお伺いを立てる手続きです。
交付決定を受けて、その発注先・金額・内容で発注・納品・支払をした分については基本的にそれで補助金が支給されます。交付決定後に変更する場合は最悪の場合は補助金が支給されないので、交付申請は慎重に行いましょう。
まずは業者より見積書を取得しましょう。基本的には相見積書が必要になりますので、注意しましょう。
見積書のチェック項目
- 宛名が補助事業者であること(代表者個人名義にしない)
- 見積書発行者の情報が記載されていること
- 見積金額が税込 or 税抜か分かること
- 内訳(品名や数量、単位)が記載されていること(一式はNG)
見積書が取得できたら、申請サイトより交付申請を行いましょう。
省力化補助金(第4回)の事業実施
交付申請の結果を交付決定と言います。交付決定後に、発注・納品・支払をしたものが最終的に補助金の対象となります。なので、交付決定通知書の日付以降に事業を実施してください。
事業実施中に収集しておくべきもの
- 発注書+発注請書 or 契約書
- 納品書
- 請求書
- 振込の控え
- 振込記録のある通帳のページ
- 購入物(成果物)の写真
省力化補助金(第4回)の実績報告
申請経費の納品・支払が全て済んだら、実績報告を行いましょう。実績報告は、交付決定を受けた経費が適切に執行されているかどうかを審査する手続きです。これをクリアすると補助金が支給されます。
実績報告のチェック項目
- 交付申請から発注先に変更がないか?
- 交付申請から契約内容に変更がないか?
- 交付申請から金額に変更がないか?
- 購入物や成果物などの写真が残っているか?
- 交付決定後に発注・納品・支払をされているか?
- 時系列は見積書→発注書+発注請書 or 契約書→納品書→請求書→振込の控えとなっているか?
- 交付決定後で、納品前に先払いをする場合は発注書 or 発注請書 or 契約書に先払いの旨が記載されているか?
省力化補助金(第6回)の申請に向けて準備すること
第4回の採択結果を踏まえ、中小企業省力化投資補助金(一般型)の第6回申請に挑戦する事業者は以下を意識しましょう。
課題の明確化
なぜ、今この取り組むが必要かを具体的に記載しましょう。
工程の洗い出しと業務効率化の効果のシミュレーション
現在の工程はどんなものがあり、それぞれどのくらい時間を要しているか洗い出ししましょう。
その上で、機械設備やシステムを導入することで、それぞれの工程がどうなるのかをシミュレーションしましょう。
さらにオーダーメイド性が求められているので、既製品を導入する場合は、どういったところで自社特有の設備になるのかを検討していきましょう。システムの導入はカスタマイズ性があるかと思いますが、機械設備の場合はカスタマイズ性をより打ち出さないと採択は難しい印象です。
数値目標の設定
業務効率化後の売上・顧客数・回転率などを具体的に記載しましょう。
そして、売上や利益の増加分をどう賃上げに還元していくかも大事なポイントです。
加点要素の活用
成長加速化マッチングサービス、大規模賃上げなど、できそうな加点を取っていきましょう。
行政書士や認定経営革新等支援機関などのプロがサポートしている事業者は必ず加点項目を取ってきますので、同じ土俵に上がりましょう。
省力化補助金(第6回)の申請サポートについて
クロスターミナル行政書士事務所では、これまで多数の案件をサポートしてきました。応募申請のみならず、採択後の交付申請や実績報告などのサポートも可能です。
なので、ご自身で申請して採択されたけど、採択後の事務手続きに自信がない事業者もサポート可能です。
【事業計画書のレビュー】 3万円+消費税 ※不採択者限定
【応募申請のサポート】着手金:10万円+消費税 成功報酬:補助金申請額の10%+消費税
【交付申請のサポート】10万円+消費税 ※申請経費の大小により異なる場合あり
【実績報告のサポート】15万円+消費税 ※申請経費の大小により異なる場合あり
【事業化報告のサポート】5万円+消費税
お問い合わせフォーム or 公式LINEでご連絡お待ちしております。
省力化補助金(第6回)のよくある質問(FAQ)
省力化補助金(第6回)のまとめ
中小企業省力化投資補助金:一般型(第4回)の採択結果は、多くの事業者にとって次回申請の参考になるデータです。採択者一覧には事業計画名が記載されており、採択可能性がある程度は分析できます。
採択されるためには、課題の明確化・数値化・実行可能性の裏付け が欠かせません。
大阪の本町で補助金・融資・許認可などで活躍する行政書士事務所
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